ぼくは15年前からヤフオクを使って買ったり売ったりのやりとりをしています。
何かを買う前に悩んだ時は必ずオークファンの落札相場を確認し、買ったけど気が変わっちゃったり、飽きてしまった際にいくらで売れそうかを確認し、リセールバリューの高いほうを買うようにしています。
先日、父がビンゴの景品でもらった新品のパナソニックのアイロンをくれました。
そこで、20年前に購入し今までずっと使っていたアイロンが不要になったのですが、古いのでヤフオクに出品しても高値はつかないし、梱包と発送が面倒なので前から気になっていたジモティーで売ってみました。
目次
ジモティーとは?
無料広告の掲示板です。
サークルのメンバー募集をしたり、犬ネコの里親を探したりもできますが、一番利用されているのは不用品の売り買いです。
ジモティーの不用品譲り合いの掲示板は0円から募集があり、運が良ければ格安で家具や家電が手に入るかもしれません!
基本的に地元での直接取引のための掲示板ですので、遠方の方に送ることは行っていません。
出品からのフロー
出品から取引完了までのすべてのフローを説明します。
出品する
アカウントを作ってジモティー投稿画面から商品の詳細を入力します。
ヤフオクで決めなければいけない下記項目がありません。
1, 終了時間をいつにするか?
一般的に日曜の夜の方がヒマな人が多く終了直前の叩き合いが発生し落札価格が上がりやすいと言われている。
2、スタート価格をどうするか?
スタート価格が低い方が注目され、ウォッチリストに登録されやすくなり結果的に高値落札につながることがある。
3、発送方法をどうするか?
安い方法を提案したほうが落札者にメリットがあり、その分高値落札につながるが、大きさ、重さ、形状によって適切は発送方法が違う。
ジモティーは価格は固定、手渡しでの取引なので上記項目をどうするか?で悩む必要がありません。その分ラクチンです。
ぼくはアイロンの項目を5,6分で作成し投稿しました。20年前のアイロン500円です。誰か買ってくれるかな~??
ほしい人からメールが来る!
出品してからしばらくたつと、、、
今日これからでも渡せる旨連絡するとまたすぐに返信が!
もうメールでやりとりするのも面倒なので記載されていた携帯番号に電話して17時にうちの最寄り駅の改札で手渡しすることで話は終了。
待ち合わせして商品とお金を交換する
手渡しなのでヤフオクのような丁寧すぎる梱包は不要!
紙袋にブツをそのまま直で入れて駅へ向かいました。
17時に待ち合わせなのでぼくは5分前に到着して待っていましたが、17時を回り17時10分になっても相手は来ない。連絡も無い。。。
おいおい、、、頭の中で「きっと君は来~な~い~」が流れ始めます。
ドタキャンそのままバックレパターンか??
と思っていたら、20代中盤のお笑い芸人見習いみたいなお兄ちゃんが「遅れてすいませ~ん」と言いながら登場!
聞くと地方から引っ越してきたばっかりで東京の土地勘が無く、違う改札に行ってしまったと。引越し直後で必要な家電が無くて困っていて助かりましたとのことでとても感謝されてしまいました。
お金と商品を交換し、彼はぼくが20年間愛用したアイロンをかかえ雑踏へと消えて行きました。
今回の取引は
12時34分 出品
13時44分 メールが来る
14時22分 引き取り場所、時間を決める
17時10分 直接会って商品とお金を交換
と約4時間半で完了するメチャ早の取引でした。
(設定価格が安かったのかもしれませんが)
メリット1、梱包・発送の手間がない
上述のとおり、出品したアイロンはそのまま紙袋に入れて手渡ししました。
プチプチで梱包などはしていません。
ヤフオクでは輸送中の破損のクレームを恐れて、これでもか!というくらいの梱包をしてから発送するのがデフォルトです。
先日、タカラトミーのミニカーをご落札いただいた方から
発送する際は外箱をプチプチでくるんでそれをさらにダンボールに入れて厳重に梱包しろとリクエストされました。手間でしたが仕方ないのでやりました。
評価を見てみると落札代行業者の方でした。
ジモティーは手渡しなので、梱包、送り状作成、発送の手間がありません。
ヤフオクでデフォルトの梱包疲れ、発送疲れがジモティーにはありません。
メリット2、クレームリスクが下がる
ヤフオクだと写真と違う、説明と違うとクレームを付けられて返品、返金を求められることがまれにあります。
悪い評価がつくを恐れて、受け入れていましたが、直接手渡しの際に商品を見ていただけるので後日のクレームによる返品、返金リスクが低くなります。
メリット3、出品手数料無料
ヤフオクで出品するには
ヤフープレミアム会員費:毎月410円
落札システム利用料:5.4%
がかかります。
以前からこの手数料は重たいぜーと思っていましたが、、、
さらに2016年2月16日から、、、システム利用料が8.64%にあがります!!
落札システム利用料を、「5.40%(税込)」から「8.64%(税込)」に改定いたします。あわせて「999円以下の落札価格」に対して請求される54円(税込)の落札システム利用料を、「624円以下の落札価格」に適用となるよう改定いたします。
ヤフオク落札システム利用料改定について
ジモティーなら手数料無料です。このような費用は一切かかりません!
メリット4、送料と振込手数料不要の分高く売れる
今回ぼくが出品した20年前のアイロンはオークファンで過去実績を調べてみたら125円が落札相場でした。
96年製スチームアイロン落札価格125円
送料、送金手数料もかかるので落札価格はなかなか上がりません。
ぼくは今回ヤフオク落札相場が125円の商品を500円で売ることができました。
ジモティーの場合は手渡し、現金での決済なのでその分高値で売ることができました。
まとめ
ヤフオク、ジモティーどちらにも一長一短がありますが、車、バイク、自転車、家具、電化製品など、梱包、発送に手間とお金がかかるものにジモティーは最適です!
2016年2月のヤフオク手数料改悪後はジモティーも効率的に利用していこうと思います!素晴らしいサービスでした!!
※この記事は2015年11月時点での情報になります。