ぼくは20代中盤から10年以上ずっといぼ痔持ちです。
デスクワークで座ってばかりなのと、自転車によく乗っているからかもしれません。
うんちのたびにいぼ痔が飛び出てきてしまい、終わったあとは指で戻していました。
ウォシュレットが無いトイレではうんちができない体になってしまいました。
何となく恥ずかしかったり、生活や仕事に支障が出るのがイヤでなかなか病院に行けなかったのですが、思い切って切らない治療法、ALTA硬化療法を試してみたところ生活がとても快適になったのでレポートします。
治療の流れ
治療の流れは下記のとおりです。
ぼくは予約無しの飛び込みで行って、その日のうちに検査から治療まで終わらせてもらいました。
1、検査
まずは診察室で先生に痔で困ってる旨を説明しおしりをチェックしてもらいます。
↑こんな感じでベッドの上で横向きになり、ズボンを下ろしておしりを出して穴の中をチェックされます。
何をされているか見えませんがおしりに指をつっこまれグリグリされます。
3分くらいでした。痛くはありません。
2、説明を受ける
ガンになる可能性がある悪性腫瘍では無いのでほっといても重大な病気になることはないが、うんち後の不快感をガマンして生活し続けるか、改善したいか自分で判断してくださいとのこと。
下記「硬化療法概略」を見せてもらいながら、どういう治療法か丁寧に説明してくれました。
詳細は「内痔核硬化療法のご案内(医新会)」も合わせてご覧ください。
治療当日はお風呂では無くシャワーにする。お酒は飲めない。
数日間は便秘になる可能性がある。
これ以外は普通に生活できるとのことでほとんど負担はありません。
一旦帰ってよく考えて、治療するか決めてもいいし、今日そのまま治療もできる。
とのことでしたが貴重な平日休みを使ってわざわざ来たのでそのまま治療までお願いしました。
3、治療
上述の横になる体制になっておしりを出して治療を開始します。
ドクター1名とおばちゃん看護婦さん2名、計3名のチームでの処置です。
「少しでも痛かったら遠慮せずに言ってください」とのこと。
おしりに何か硬い機械が突っ込まれおしりの中をゆっくりゆっくりグルリと一周させている間隔だけはわかります。
痛くは無いのですが、おしりに刺激を与えられるので、おならが出そう、うんちが出そう、おしっこも出そう(なぜかわからんけど)になってしまい、ガマンするのがすっごく辛かったです。
機械での処置が約5分くらい。
その後、先生が指をつっこんで薬を塗ったり、穴の内側から揉み込み?みたいなのをしてくれて、それが2分くらい。
これで処置は終了しました。
後処理
治療が終わったあとは、看護婦さんが女性用生理ナプキンをおしりに貼り付けてくれました。
しばらくは血や薬剤がおしりから出てくる可能性があるからパンツが汚れないようにするためです。
以上で処置はすべて完了しました。
その後の説明を聞くためにイスに座りましたが何も問題ありませんでした。
治療にかかった時間は10分程度でしたが、とにかくおならをガマンするのがつらかったです。
もらった薬
もらった薬は2種です。
ヘモラックス軟膏。
毎日、うんちをした後におしりに注入します。術後20日間も注入しないといけません。面倒なので忘れそうです。。
ジクロフェナクという痛み止めです。もしもおしりが痛かったら飲むけど、痛くなかったら飲まなくていいとのこと。1日1錠で6日分。
もらった薬剤情報提供書はこちら。(クリックで大きくなります)
かかった費用
社会保健(3割負担)で、
まとめ
治療が終わり、帰ってきて1時間後くらいにすぐに、もよおしてしまいガマンできなかったのでうんちしてしまったのですが、出血もなく、痔も飛び出してきませんでした!すげー!
いままで終わったあとにウォシュレットで痔を丁寧に洗って、それから穴に戻して、、、という作業がありました。
いぼ痔で悩んでいる方!このALTA硬化療法はおすすめです!
ぜひトライしてみてください!!