NTTドコモから配当金をいただきました!半期で3,500円、年間7,000円です。
再投資のための原資にさせていただきます!
ぼくは2012年から100株保有しており、現在は97,100円の含み益となっております。
NTTドコモとは?
日本人なら誰でも知ってる携帯電話国内ナンバーワン企業です。シェアは4割強です。
ぼくはドコモの株主ではありますが直接ドコモのサービスは利用していません。
auのSIMロックがかかったiPhoneをSIMロックを解除させMVNO契約で通信しています。
月のスマホの通信料は1,600円程度です。
MVNO契約者が増えるとNTTドコモは儲かるの?
ぼくのようにMVNOのSIMを使って通信している方も最近どんどん増えていますが、ドコモの業績にはどう影響があるのか気になりますね。
MVNOの契約者数が増えるとドコモは儲かるのでしょうか?
答え
儲かります!
理由
MVNO業者はドコモ回線を10Mbpsあたり123万円の接続料を払って借りています。
それを個人に小分けして販売するという商売がMVNOのビジネスです。
※auとsoftbankもMVNOに回線を貸していますが、auは「UQ mobile」と「mineo」、softbankは「Y!mobile」だけであり、ドコモ回線のMVNO業者が圧倒的シェアを獲っています。
個人契約を直接ドコモが獲得するより、まとめて回線をMVNOに貸し、MVNOが宣伝、広告して契約を取ったほうがドコモの広告費、人件費をコストダウンできます。
どんどんau、softbankの契約者がドコモ回線のMVNOに移ってくれるとドコモには大きなメリットがあります。
MVNOのこれから
総務省からドコモに課せられている禁止行為規定によりドコモにはMVNOへの接続義務があります。
現在は、MVNOに貸している回線をドコモは良好な通信状態で接続させる義務があるわけです。
ドコモはその接続義務を緩和するよう総務省に働きかけています。
1、MVNO業者がau、softbankからMNPで契約を獲得していく。ドコモ回線利用者がどんどん増えていく。
↓
2、政治家への献金と総務省役人へのリベートで禁止行為規定を緩和してもらいMVNOへの接続義務をなくす。
↓
3、接続義務がなくなったところでMVNOへの回線貸出料を変更する。
高いプランは優先的につなげる。
安いプランは接続スピードを下げたりつながらないこともあるようにする。
という実質値上げを行う。
ということをもくろんでいるのは?とぼくは勘ぐっています。
参考:乱立する格安SIM市場をドコモはどう見ているのか?――接続料から禁止行為規制の緩和までを聞く
今のご時勢、ガンガン電話する方はほとんどいないのに、完全通話定額プラン「カケホーダイ&パケあえる」を利用者に強要したりエゲツないことをドコモは平気でやりますのでありえない話ではない思います。
優待&配当利回りは?
株主優待はありません。
配当金は100株当たり年間で7,000円。
利回りは2.98%と高利回りです。
配当性向は55%です。やや高いですが優待が無いので適性範囲だと思います。
財務状態は?
有利子負債はほぼゼロ。自己資本比率75%とほれぼれする財務状態ですね。
株価はやや割高の状態です。
まとめ
上述したように利益のために利用者へ「かけほーだい」プランの強要したり、圧倒的シェアを利用したエゲツないことを平気でやれる超巨大企業であり、財務も鉄板です。
ぼくが死ぬまでの間に潰れることは無いでしょう。
高配当、高財務のためNISA口座で長期保有するのに良い銘柄だと思います。
まだ今年のNISA枠が残っている方におすすめです。
ぼくはのんびりと保有し続けて、今後もずっと配当をいただこうと思っています。