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太陽光発電所を買ったら自分で消費税還付をしよう!やり方まとめ【個人事業主編】

   

昨年、千葉県内に投資用の低圧太陽光発電所を個人名義で購入しました。

通常、税理士さんに依頼して消費税の還付を行うことが一般的ですが、ぼくは会計ソフトを使用して自分で申告を行い、還付も受けられましたのでやり方をまとめてみました。

税理士さんに申告をお願いすると年間10万円~12万円ほどかかるのが一般的で固定買取20年間では約200万円分の税理士費用がかかることになりますが、自分でやると会計ソフト代(年間2.5万円)程度で済みます。

※1:この記事は2018年4月現在のルールで書かれています。
※2:なぜ太陽光発電所を買うと消費税還付を受けられるのか?など基本的なことは他サイト(太陽光発電ムラ)の方が詳しいのでこの記事では割愛させていただきます。
※3:この記事では自分でやる具体的な方法を記載いたしますが自信の無い方は税理士さんに依頼してください。当方では責任は負いかねます。

↑約115万円の払いすぎた消費税を返してもらえました!

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準備編

ぼくがやった段取りを説明します。必要な準備は下記のとおりです。

準備1:会計ソフトfreeeに登録

まずはクラウド会計ソフトfreeeに登録しました。

申込プランは個人事業主+青色申告+消費税申告ができる「スタンダードプラン」月:1,980円(税抜)にする必要があります。
30日間は無料で使えますので使用感など試してみることができます。
他にも「弥生会計シリーズ」や「MFクラウド確定申告」が有名ですがネット上の口コミなどを参考にしつつ、無料使用期間もあるのでぼくはfreeeを選びました。

準備2:4時間だけ簿記の勉強をする

freeeは使いやすくて簡単なソフトではありますが、まったく会計の知識が無いと少しは苦戦しますので4時間ほど基礎簿記の勉強をしました。

下記ふくしままさゆきさんの「ホントに」シリーズはたったの250円で簿記の基礎知識は身に付く名著でおすすめです。

準備3:税務署へ必要書類の提出

最寄の税務署に行って下記3点の書類を提出します。
ぼくは8月に訪問しましたが窓口の方が親切に書き方を説明してくれました。忙しい1月~3月をずらすと良いかと思います。

1、開業届

個人事業の開業・廃業等届出書(国税庁リンク)」に必要事項の記入、捺印して提出します。
提出した日が開業日となりますのでfreeeでの開業日の登録をしておきます。開業日より前に発生した経費は「開業費」という勘定科目で計上することになります。

2、青色申告承認申請

所得税の青色申告承認申請書(国税庁リンク)」に必要事項を記入、捺印して提出します。
これで青色申告の特典65万円の控除を受けることができます。

3、消費税課税事業者選択届

消費税課税事業者選択届(国税庁リンク)」に必要事項を記入、捺印して提出します。
これで売り上げが年間1,000万円以下でも消費税の支払い義務が発生しますが、逆に消費税を払いすぎた場合は還付を受けることができます。
開業した年の年末(12月31日)までに提出してください。

準備4:青色申告会に入る

最寄の青色申告会に入会します。2つのメリットがあります。
※「青色申告会」がわからないかたはご自身でお調べください。

メリット1

出来上がった書類を青色申告会(プロ)に添削してもらえます。書類作成にミスがあった場合にミスを指摘、改善の指導をしてもらえます。

メリット2

青色申告会を通して税務署に書類を提出してもらえます。税務署に対して青色申告会(プロ)のお墨付きをもらった書類を出していることをアピールできます。

だいたい各地域の税務署の近くに事務所をかまえていて書類の書き方などをアドバイスしてもらえます。月の会費は1,500円~2,000円ほどが一般的です。
freeeで各種書類が完成したら入会して添削、提出してもらい消費税の還付が完了したら退会してもOKです。
「住んでるエリア+青色申告会」のキーワードで検索をかければ出てきます。

実践編

準備が済んだら実践しましょう。

freeeの設定をする

税理士法違反になってしまうためあまり詳しく書けないのですが、初心者の場合のおすすめ設定は下記のとおりです。

1、消費税の経理方針

消費税の経理方針は「税込経理」とする。(税抜経理にしない)

2、設備費用

防草シートやフェンスなどもすべて全額を「機械装置」(減価償却17年)として登録する。

3、消費税課税方式

どんな資産をお持ちか?どんな確定申告をするか?の個々の事情にによって変わりますが一般的なサラリーマンで太陽光を初めて持った方は「本則課税(全額控除」にする。

以上の設定をすることがよいかと思います。

経費の仕訳をする

かかった経費をfreeeに入力していってください。太陽光発電事業ではおそらくひんぱんには経費は発生せず、月に数回でサラリーマンでも負担にならない範囲になると思います。
勘定科目がわからなければ、「かかった経費」+「勘定科目」でググればすぐにわかります。

確定申告書を作成する

1月に入り12月の売電結果が出たら売上を登録しfreeeの「確定申告」タブから「確定申告書類の作成」を選びます。

出てくる選択肢を選びながら進むと「確定申告書」「青色申告書」「消費税申告書」が自動作成されます。
つまずいたらチャットで相談してください。

親切に対応してくれます。また、対応者がわからずにその場回答できない場合はうやむやにせずに一旦チャットは終了させ数時間後にメールで質問に対しての回答をもらえます。freeeはサポートが素晴らしいです。

消費税の還付申告に関する明細書を作る

消費税還付を受ける場合は消費税申告書に「消費税の還付申告に関する明細書」を添付する必要がありますがfreeeでは自動では出てこないので国税庁のHPからダウンロードして作成しておきます。
国税庁HP:消費税の還付申告に関する明細書

青色申告会に持ち込む

freeeで作成した、
「確定申告書」
「青色申告決算書」
「消費税申告書」
「消費税還付申告に関する明細書」
を青色申告会に持ち込んで内容がおかしくないか確認してもらいます。
問題なければ青色申告会を通じて税務署に書類を提出してくれます。
気に入れば翌年以降のためにも会員になっておいてもよいですし、確定申告が終われば退会しても大丈夫です。

約1か月後・・・

「国税還付金振込通知書」が届き指定の銀行口座に消費税が還付されます!

まとめ

自分でも会計のことを少しは勉強しつつ、わからないことはfreeeのチャットと青色申告会に確認することで税理士さんを使わずに消費税還付を行うことができました。
税理士さんに依頼することでさまざまなメリット(融資、節税など)がありますので一概には言えませんが売電期間の20年間で計算すると

【確定申告費用】
税理士さんに依頼:約10万円×20年=200万円
自分でやる   :約2.5万円×20年=50万円(会計ソフト代)

ざっくりですが150万円の違いが出ます。

成功のコツはわからないことは税務署+freeeサポート+青色申告会の繁忙期を外して相談し、親切に教えてもらうこと!です。

うまく書類が作れなければどっちみち税理士さんに持ち込んで相談すればよいのでまずはチャレンジしてみる価値はあるのではないでしょうか?
(ただし自己責任でお願いいたします)

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