コロナから配当金が半期分で1,400円入金されました。優待は昨年までは100株でクオカード1,000円分を年2回受け取れる太っ腹銘柄でしたが、今年から500円が年1回に大改悪されてしまいました。
ぼくは2013年から100株保有しており、現在は19100円の含み益の状態となっております。
コロナってどんな会社?
戦前の1937年に創業された暖房機器や空調機器のメーカーです。
石油ストーブが主力製品ですが年々売上は落ちてきています。その代わりにエアコンや給湯器などの住宅設備に比重を移してきています。
ぼくも子供のころ家に下記のようなコロナの石油ストーブがあって、ヤカンを乗せてお湯を沸かしたり、お餅を焼いたりしていました。
大人になってからは石油を買うのが面倒でガスストーブやエアコンを使うようになり石油ストーブは使わなくなってしまいました。
売上の低下は面倒だし火災や一酸化炭素中毒のリスクがあるためでしょうね。
仕方ないのかもしれません。
その分、コロナは時代に合わせて別の商品に売上をシフトしていく必要があります。
優待&配当利回りは?
優待は保有株数に応じて下記の金額のクオカードが受け取れます。
配当は1株当たり年間で28円(予想)です。
100株保有だと
優待:年500円分のクオカード
配当:2,800円
合計で3,300円が受け取れます。
現在の株価1,199円(2015年12月5日)だと合計利回りは2.7%となります。あまり利回りは高くありません。
配当性向は94%と利益のほとんどを配当にしています。約30%が適正と言われていますので今後は減配リスクがあります。
財務状態は?
有利子負債はゼロ円です。自己資本比率は72%。財務状態は非常によいです。
ただし、、
売上高
営業利益
経常利益
純利益
のすべてがキレイすぎる右肩下がりとなっております。
コロナは今後、石油ストーブに替わる主力製品を開発できない場合、このままだと数年後にはどうなっているかわからないですね。
まとめ
ここ数年間の業績推移だと、今後さらなる先細りが予想されます。
財務状態はとてもいいのですが、このままヒット商品が出ないと10年後にはどうなっているかわからないと思います。
ぼくは現在の含み益の状態で売却するか、このままホールドするか悩み中です。
コロナ株をこれから新規で買うのはおすすめできません。