節約

NHK解約成功したのでその顛末を書いてみる

先日、日曜日の夕方、ご飯の買い物に行って帰ってくると、妻が「NHKが来た。地上波のみで、衛星契約が完了してなかったようなので衛星の契約しちゃった。。ごめん。。」とのこと。

嫁さんは全然悪くないが、ぼくがたまたま家にいなかった15分ほどの間に来たらしい。さすがNHK。

子供が小さいうちは「おかあさんといっしょ」とか見ていたが、少し大きくなって見なくなり、今は家族中だれもTVをみない状況。

まずは生涯支払い額を計算

いままで、何も考えずに毎月、地上契約の代金を払っていたが、衛星契約に変更され、かつアラフォーのぼくが平均寿命の80歳まで40年間払い続けるとどうなるか計算してみた。

  月額 1年間 20年間 40年間
地上 ¥1,260 ¥15,120 ¥302,400 ¥604,800
衛星 ¥2,230 ¥26,760 ¥535,200 ¥1,070,400

今までの社会人になってからの約20年で約30万円(地上)支払っており、これからの40年では約100万円(衛星)の支払いが発生する見込み!

全然見ないのにありえねー!

NHKが来なかったら、そのまま何も気が付かずに地上の代金を払い続けていたと思うが、せっかく来ていただいたので解約しようと思い行動を開始する。

衛星契約への変更案内が来る

1週間ほどで、まずはNHKから「衛星契約への変更のご案内」が届く。

これで地上→衛星への契約切り替えが完了してしまったようだ。

解約の方法などはもちろん記載、説明は一切なし。

これで月額1,260円(地上のみ)の支払いだったのが、月額2,230円になってしまった。

ネット情報をしらべてみると、このはがきに記載のあるNHKふれあいセンター(0570-020-666)という気持ち悪い名前のコールセンターに電話して解約するらしい。

NHKふれあいセンターへ電話(1回目)

TVは廃棄する予定なので解約届けを送ってほしいことを伝えるため、NHKふれあいセンターに電話する。

※お客様番号が必要なので、契約書などで確認しておきましょう。

解約したいので解約届を送ってほしいことを伝えると、まずは、先に廃棄を完了させてリサイクル券を手に入れてから電話しろと言われる。

どうせ解約するし、お役所仕事で手続きが遅そうなので、先に解約届がほしいとお願いしたが、ダメだとのこと。

意味わからないので、先に送ってくださいと言っても「ルールです。手続き上、先に取りすぎてしまった受信料は後日返金します。」の一点張りで平行線の状況。。。

相手も議論が平行線になり敵が折れるのに慣れているようで、まったく話にならないのでいったん引き下がり、先にTVを捨てることにする。

TVを正式なルールで廃棄する

コールセンターが話にならないので、まずはTVを廃棄することとする。

普通の粗大ゴミの廃棄などと比べてかなりめんどくさいが順を追って説明する。

まずはTVのメーカーと型番を確認

TVによってリサイクル券の金額は変わるため、まずはTVのメーカーと型番を確認しておく。裏面にラベルが貼ってあり書いてある。

テレビの後ろの型番を確認
型式を確認しておく。

郵便局でリサイクル券を買う

郵便局に行き、リサイクル券がほしいことと、TVのメーカー、型番を伝えると必要なリサイクル料を調べてくれる。

ぼくの場合は小型テレビのため1,870円でリサイクル券をゲットできました。

↑リサイクル券

廃棄場に持ち込む

ぼくは、近所に廃棄受け入れしてくれる場所があったので、直接テレビとリサイクル券を持ち込みました。

リサイクル券の控えに受領印を教えていただき、リサイクル券の控えをゲットできました。

各自治体により、持ち込みや回収などルールが違うので、ご自身でお調べください。

※「〇〇市」+「家電リサイクル」などのワードでググると調べられます。

NHKふれあいセンターに電話(2回目)

リサイクル券控えと契約書(お客様番号確認のため)を握りしめがら、 これでNHKとさよならするという強い意志を持って、 NHKふれあいセンターに電話をする。

窓口の方に解約したいこと。すでにTVは廃棄済みでリサイクル券も持っていることを伝える。

すると、窓口の対応者もあきらめたのか、契約者の住所、氏名、お客様番号など本人確認のためのヒアリングを受けてから下記質問を受ける。

1、いつ廃棄したか?何台廃棄したか?他にTVは無いか?

2、ワンセグやカーナビなどTVを見れる機器を持っているか?

3、返金が有る場合の返金口座の詳細。

以上の質問に回答すると、「放送受信契約解約届」を送ってくださるとのこと。

※リサイクル券に記載の登録番号などもその場で聞かれるのかと思い、握りしめながら電話しましたが聞かれませんでした。

解約届は1週間以内には送るが、早く送り返さないと無効になるので、届いたらすぐに記入、リサイクル券の控えをコピーして送るように言われる。

放送受信契約解約届が到着

約1週間後に「放送受信契約解約届」が到着しました。

解約届は3週間以内に送るよう記載あり
解約届の書式

必要事項を普通に書き込みすればいいだけですが、「放送受信契約を要しないこととなる受信機の数」という項目が分かりずらい。要するに使わなくなるTVの数を書けばよいので、ぼくの場合は「地上0台、衛星1台」と記載しました。

受け取った、受け取ってないのトラブルが怖い方は書留など記録の残る配達方法でお送りください。

私は普通にNHKから届いた指定の封筒(料金受取人払のもの)を使用しましたが問題なく後日解約されました。

さようならNHK!!いままでありがとう!!

NHKから返金がある

特に発送後はNHKからのリアクションはありません。ぼくも送ったこと自体を忘れて日々を送っていたところ、約1か月してからNHKから先に取りすぎた分の受信料の返金がありました。

衛星2か月分の4,460円が返金。

まとめ

かなり手間はかかりましたが、とにかくテレビが手元に無くなったというエビデンスさえ出せれば、後はお役所的に対応されてきちんと解約はできるようです。

TVの無いとどんな生活になるか不安もありましたが、何の問題もありませんでした。

どうせ見ないのであれば解約をお勧めします!みなさまもぜひお試しください。

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